クラウドワークスやランサーズなどを利用すると、今では簡単に誰でもライターとしてお金をいただいて執筆することが可能となりました。
でもいざ案件を受注し、記事を執筆し始めると、「あれ、どうやって記事って書いていくの?」っていう基本中の基本で立ち止まってしまう初心者ライターさんも多いかと思います。
そして書き方がわからなく、けっきょくもういいやって諦めてしまいがちですよね。
途中で記事執筆を放棄したら、クラウドワークスとかではクライアントから低評価をつけられて、後々の案件受注にもひびいてきますよ。
そうならないためにもやっぱりライティングを効率よく進めていくためには、ある程度のノウハウは必要だと思います。そのノウハウのひとつに「FAB」という考え方が存在します。
ここではこのFABについて、初心者ライターさん用に解説していきたいと思います。もうそんなの知っているよって方は読み飛ばしてくださいね。(笑)
目次
FABとは何?
ライティングを開始する前に意識するべきFABとは、以下の意味が込められています。とても大事な考え方ですので、ちゃっちゃと暗記しちゃいましょう。(笑)
ココがポイント
- 「F」Feature(特徴)
- 「A」Advantage(利点)
- 「B」Benefit(利益)
皆さんが記事を読む際に一番知りたい箇所ってどこですか?たぶんBenefit(利益)の部分ではないでしょうか。
コーヒーカップを例題に挙げて、FABに当てはめると・・・
もっと詳しく
- Feature(特徴)→ コーヒーカップには取っ手がある
- Advantage(利点) → 取っ手があるから火傷をしない
- Benefit(利益)→ 安全に熱いものが飲める
Feature(特徴)ばかり説明している記事は、正直おもしろくないですよね。てか、Feature(特徴)の記事なんて巷に溢れかえっているので、もう何番煎じの記事か正直わからない状況です。
ここは、Advantage(利点)とBenefit(利益)を意識的に取り入りて、読者にとって価値のある記事を書くようにしましょうね。Feature(特徴)に関しては他のサイトに任せちゃいましょう。あくまで捕捉ぐらいの感覚でOKですよ。
Benefit(利益)は、読者がいかに良いイメージを獲得できるかを想像してライティングしていくことをおすすめします。
FABからBAFに転換して記事を書く
車を例題にして、BAFでライティングしてみましょう
step
1「B」→ 足を伸ばせて広々と長時間乗っても疲れない
よく旅をする人にとって、車内が狭いとけっこう疲れませんか?それに子供が多いと広い方がもちろんいいですよね。足を伸ばせて広々と長時間乗れますしね。遠方の親戚や実家帰りが苦痛じゃなくなったり、2時間ちょっとのドライブが好きな人にとっては広い車がおすすめです。足を伸ばせたらどんなに長時間のドライブが楽かって、渋滞に巻き込まれたら思いますよね。家のソファーみたいにくつろげる広さがあったら最高です。この車ならそんな心配いりません。
step
2「A」→ 広くて乗りやすい
なんたって広い。さらにシート間のスペースがゆったりあって乗りやすいのはやっぱり最高ですよね。
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3「F」→ 車内はooom3
この車の車内はooom3あって、そんな不満を全部解決してくれます。
まとめ
FABについてはいかがでしたでしょうか。
初心者ライターさんにとっては、まずは記事を書くことに慣れることが先決です。完璧な記事なんて10年以上経験しているライターさんでもそう簡単に書けるわけでもありません。完璧を目指さず、まずは記事を書いて書いて書きまくりましょう。いずれ量質転換を迎える時期がきます。
ただその際にただ淡々と書くだけではなく、FABなどのすでに確立されているライティングスキルを意識しながら執筆すると、量質転換の時期もきっと早まること間違いないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。